JBL Control 1Xtreme

JBL Control 1 Xtreme

生産完了品となったJBLのモニタースピーカー。10年近く前に買い直したユニットは、壁と天井にぶら下げたまま使用していなかったのですが、AQUOSブルーレイBT-T1100用のスピーカーとして復活してもらうことにしました。

SHARP BD-T1100

BT-1100T背面の「テレビへ出力」と書かれた赤と白のアナログ音声出力端子にオーディオケーブルを挿し、Elekitの真空管アンプ、TU-879Rに接続。この真空管アンプもガレージの棚に置いたまま使っていなかったのでスピーカーと同時に復活。6L6GCシングル・ステレオパワーアンプとJBLスピーカーとは太めのスピーカーケーブルで繋ぎました。

スピーカーと真空管アンプの主な用途は、F1ライブ中継とブルーレイで再生する音楽CDの視聴。CDを聴いてみると、その音質の違いに驚きました。以前、聴いていた1980年代の高級なNEC製CDプレーヤーよりもブルーレイで再生する音楽CDの方が音が良い。JBL Control 1 Xtremeも、天井からぶら下げるよりも、設置面との振動で低音が良い感じで増幅される。F1マシンのエキゾーストサウンドも、DENON製5.1Ch.ホームステレオのサラウンドスピーカーから出る人工的なデジタル音よりもずっと本物に近い。音量を上げると耳障りに感じることもあった解説者の声も聴きやすくなりました。

ブルーレイディスクレコーダーと真空管アンプ、そして1980年代からヒットを続けたJBLのコンパクトなモニタースピーカーの意外な組み合わせが意外な高音質を生み出したようです。生産を完了したこのスピーカーは、現在、1ペアが1万円台で入手できるようです。壁面に取り付けるための専用ブラケットが付属する現行製品のCONTROL ONEは1ペアが2万円少しで販売されています。安価なデジタルアンプと繋いでも価格以上の音が期待できるかもしれません。

3 thoughts on “JBL Control 1Xtreme

  1. 筆者 様

     確か、Control 1は「Control One」に名前が変わり(1がOneになった)、入力Wattageが大きくなったと記憶しています。以前、筆者様のBolgにレスした事がありますが、このスピーカー、私の手元では現在、真空管DAC(USB)と一緒に暮らしています。DAC自信は6Wですが、Ammaraのお陰で、結構良い音を鳴らしてくれます。手持ちのCDは、筆者様が行われた様に既にApple Losslessに変換済みですので、これも効いているのでしょう。このスピーカー以前のペアであった、Kenwood Prodino Core A-55の方には、本来、5.1チャンネル仕様のCAV(大陸では、有名なAudio 機器メーカー。日本にも進出しています)システムの、バック・サイドスピーカーをあてがっています。是もまた非常に良い音で鳴ってくれています。ハード的には、両方のセット共に、スピーカー線に本来は、クリーンルームで使用する特殊なACケーブル(ESD:静電対策仕様)を使用しているので、これも「綺麗な音」への貢献をしていると思います。また、両方共に「DAC」ですので、MacBook Pro 15 Inch Aluminum(に、真空管DAC)、とMacMiniとKenwood DACのUSBは、Audio用のUSBケーブルを使用しています。この効果がハードSetupでは一番効果が大きいと言えます。普通のUSBケーブルとこのケーブルでは、完全に音が変わります(フラシーボ現象では無く、誰が聴いても音が完全に変わる。即ちクリアなサウンドになる)。

     特にJazz系やスイング系は良い音で奏でてくれます。クインシージョーンズのDVDをmp4vにリッピングして後(日本では、いけない事のようですが<笑>)、それをMac標準機能で映像データから音だけを取りだし、それを聞いたりしていますが、データ抽出のレベルが高いので、非常に良い音で聴く事が出来ます。

     真空管のDACには6P6Pの球が二つ使われていますが、メーカーの違う同じ型番の球を買えるだけでも「音質」が変わるので、これだけでも結構遊べます。最近は、High Quality Digital Soundがお手軽に楽しめる様になって来ているので、綺麗な音が安価な価格で簡単に楽しめますね。

     Kenwood のProdino Core A-55は、世の中に早く出すぎたDACオーディオだと私は思っています。既に、Discontinueの製品になっていますが、Yahooオークションでは、結構な数が(Second Hand)出店されています。確かに、この機器にConteol 1を繋いで聴くと、結構、メリハリのある音が聴けます。電源も、Note PCの様に外付けのAC Adapterで、マルチVoltageなので国を気にする事無く使用出来るのが嬉しい所です。本体、スピーカーの筐体共に「アルミ・ダイキャスト」ですので、Macにもよく似合います。

    Jim,

    1. 1986年に発売された時は”Control 1″、それが”Control 1 Xtreme”になり、去年、このシリーズの現行製品である”Control One”が発売されたようです。四半世紀以上も基本設計が同じこのスピーカー、音質は横に置いておいて、私はこの適度な大きさとエッジの部分に丸みを持たせたデザインが気に入っています。小さくてもJBLですから、ジャズの視聴に向いていると私も思います。

      1. 筆者 様

         Jazzの様な音楽は、このスピーカーサイズでは多分勝てる者はないのかな?と思う程、良い音がします。筆者様は長年愛用sれているので「Aging」もしっかりして居るので余計に音の深さが増しているのでは?と拝察致します。私の勝手な感想ですが、Jazzでもサックス(アルト、テナー、バス)やピアノ、そしてパーカッションやドラムの音の切れは、どのアンプに違わずそれなりの音を聞かせてくれる所は、本当にスピーカー設計の最高(このサイズでの)と行っても過言ではないと思います。

         案外、マッチするのは真空管アンプではないのかな?と思ったりもします。このスピーカーは横に置いても縦に置いてもロゴ・バッジがレイアウトに併せて、方向を変えられると言う所まで気を遣っている所が好きです。

         流石に、このデザインを保って、様々な人々の耳を魅了して来たのは「伊達」では無いと思います。私事で恐縮ですが、最近はこのスピーカー(+)KT88かKT66(複合仕様でも良いのですが)の真空管USB DACの機器でどんな音がするのだろうと、この国でAmpを模索中です。多分12w位の出力があるAmpで有れば、ボリュームを絞っても結構な音を奏でるのではないかな?と「想像」しております。

        Jim,

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